音楽家の話が聴きたい
第一回~音楽プロデューサーの仕事とは~
武部聡志
「今、第一線で活躍する、音楽プロデューサー、アレンジャー、
ミュージシャン達が、ここでだけ教えるマル秘テクニック!
次世代のプロフェッショナルを目指すあなた、音楽業界の裏側を知りたいあなたに贈る
リアルライヴエンタテインメント"音楽家の話が聴きたい。"
学校での講義、ワークショップ、教則ビデオ、どれもが実現出来なかった、
全く新しいテクニックとノウハウの伝承形態がここにある!」
と題して行われた、実質武部ゼミ
同じ形で、2009年に「劇的3時間SHOW」をやりましたけど
それを更に煮詰めた感じかな
プロディユーサーとはなにか、どうやってディレクションをしていくかと言うことを、
第一線で活躍して、しかも一流と呼ばれている人から直接聴ける機会なんてないので、それは行くでしょ
自分はミュージシャンではないけど、そこはフォトグラファーに置き換えて聴きました
第一部は、プロデューサーとはなにをするかと言うことについて語ってくれました
開口一番、「やはり若い人はいないなぁ、だってチケット高かったでしょ」と
導入部は武部さんのキャリアから
まぁ、どの経緯でとかは、省きますね
Pops目指しているなら、音大なんて行ってもなにも得るものはないから、行くだけムダ
そんな事をしなくても、学ぶモノは自分で探すことの方が大事で、場を与えて貰えることが重要
「いきなり音楽プロデューサーにはなれなくて
ミュージシャン、アレンジャー、作曲を経てプロデューサーと名乗れた
どうしたらなれるか、それにはまず、何でもいいので音楽に関わる仕事をするのが一番
音楽学校を出て、最初から「プロデューサーです」とかいっても
世間で認められるものではない。」
かまやつさんと出会って、LPのアレンジをさせて貰ったり、
ユーミンとであって、松任谷さんのプロデュースを間近で見たりしてきた、武部さんらしい
武部さんはプロデュースするにあたり、その人の生い立ちを聞くのだそうです
その人の弱い部分を見ないとプロデュースは出来ないそうです
でっ、実際デレクションをした例として、
NHKの「プロフェッショナル 仕事の流儀」のテーマソング、「Progress」を取り上げました
会場には、「Progress」の歌詞カード、マスターリズムとストリングの譜面のコピーが配られました
番組に寄り添ったものにしなければ意味が無いので、この曲を作るに当たって、既存のミュージシャンを起用することは全く考えなかったそうです
プロフェッショナルを扱うのに相応しい、プロのバンドを作る所から始めました
そして、選ばれたのが、スガシカオ、小倉博和、根岸孝旨、屋敷豪太の4人
そして、曲と歌詞が出来たら、手直しをするのですが、
曲はちょっと直したけど、歌詞は全く直しようがなかったそうです
それが出来たら、サウンドメイク
曲の印象が、プロフェッショナルの人生の勝てないとダメだとなって
今日の印象を決めるのは最初のリフが全てと
あの印象的なイントロを小倉さんと作ったそうです
あのイントロ、印象的にするため、わざと普通のチューニングではなく、
弾きにくいコードにしてあるそうです
最後はスタジオセッションになるわけですが
屋敷さんはその日まで参加してなくて、当日参加して合わせただけ
でも、1stテイクだけで出来たそうです
その後なんテイクか録ったけど、1stを越えるモノはなかったそうです
1stテイクは、雑だけどエネルギーが強くて、それを以降は上手くは、なったけどそのエネルギーを越えることが出来なかったそうです
テイクを選ぶのは、上手い下手でなく、"グッと来るキラキラ感"だそうです
武部さんは一青窈さんのハナミズキもプロデュースしてますが、あの曲は1stテイクだったそうです
もの作るに当たって、武部さんが感じたことは
・邪心を持つと成功しない
・もの凄く好きになる、もの凄く伝えたい、もの凄くやりたいという気持ち、と云う意志の強さが必要
・理屈ではなく、何かグッと来るモノを伝えたいという期持つが大事
だそうです
だから、それが詰まった「Progress」は、
10年経った今も「プロフェッショナル 仕事の流儀」のテーマソングなんでしょう
ここで、15分休憩
つづき第二部は、どうやって曲を仕上げていくかを見せてくれると云うものです
今日のゲストの川江美奈子さん(通称:ぎゃんちゃん)が作ってきた曲を、生でプリプロします
最初は二人の出会いなんかから、始まって
ぎゃんちゃんのデモテープを聴いてって所から入って、いつもの調子で
武「出会えてホント良かった」
ぎ「ねぇ、武部さんが生きてるうちに間に合って」
なんて、ポイズン全開w
いざ、始めると
「やらせじゃないんですね」ってw
宿題は1週間前に出されてて、お題は「卒業」
ただし、斉藤由貴の様な、学校の卒業以外の卒業をと
ここで、ぎゃんちゃんが作ってきた曲の歌詞カードと、メロ譜が配られます
歌詞カードを読んだらウルっと、でもってデモが流れたらウルウルと
なんか歳と共に涙もろくなったわw
たった1週間で作ったのに、どこをどう切っても、ぎゃんちゃんだ!と唸らせる、川江クォリティー
歌詞は
A1メロが中学の卒業
A2メロが恋の卒業
A3メロが引っ越し
ぎゃんちゃんが桜色舞うころを作った時代を思い出して、なので途中A1、A2とはコード進行を替えてジャジーになってます、流石バークリーのボサノバの女王
A4メロ親からの卒業
Cサビ
A5メロ 自分からの卒業
武部さんはまず、全体が散文的なのでA4とA5を入れ替えたいと
これには、ぎゃんちゃんが、最近のJPopの定型である、Aメロ、Bメロ、Cサビ、Dメロにはしたくなくて、こうしたと
それには、武部さんも同意見で、定型的な曲ばかりの現状を憂いてました
でも、それはそれ、そうなると、Cサビが1つだとちょっとA4の家族との別れが弱くなるので、A3の後にCサビを入れよう
ってことで、じゃ歌詞を追加してと
悩むぎゃんちゃん
武部さんが話しかけると、「そっちで話しててください、集中できないので」と本気モード突入
武部さんはその間、「プロデューサーの仕事は説得することなんですよ」などと言ってる間にも、頭を抱えるぎゃんちゃん
そして、新しいサビが出来ました
それもちょっと手直ししましたけど
そして、詞が出来たので、次はコードを詰めて行きました
新しくサビが入ったことでA3のA4のコードをぎゃんちゃんと話し合って
替えてたあと、最後の一行が要らないと云うことでカットして完成
(歌詞とか載せられればいいんですけど、未発表曲なので)
出来たことは出来たけど、ぎゃんちゃんは満足してないのが見てとれましたね
お客さんがいなければ、最初の替えるのはすんなりとはウンとは言わなかっただろうし、詞もコード変更も、もっと良いのがありそうと言ってました
なので、追加したサビの歌詞は、武部さんに当てて書いた詞だと僕思いましたけど…
最後に武部さんが、ぎゃんちゃんに、プロデューサってどんな人って聞いたけど
・情景を音にしてくれる人
・気持ちを音にしてくれる人
・曲に色を付けることを一緒にしてたい
と、これはぎゃんちゃんと武部さんの関係そのものですね
武部さんは、「自分の一番濃い部分を作品に反映する」のが大事と言ってました
ちなみにこの曲、リレー形式で次の人がディレクションすることになりました
なので、次の森俊之さん、次々回の本間昭光さんも、ディレクションします
さて、どうなるか楽しみですね
最後にはぎゃんちゃんが「桜色舞うころ」を
これは中島美嘉さんのシングル曲を募集したときに、二人が審査するが人が、ぐうの音も出ない程に作り込んだそうです
そして、1/300の難関を通り抜けて、シングルになりました
それをぎゃんちゃんの弾き語りで1番を、武部さんの伴奏で2番を演奏するので、聴き比べてくださいと
ただし、イントロはどうやってもぎゃんちゃんのものには敵わないので、ぎゃんちゃんのままで
いや~、久しぶりだなぁ、生で聴くの
これで、最後に30分ほど質疑応答して、終演
送り出しのBGMは、もちろん「Progress」でした
いや~楽しかった、本当に良い経験をしたなぁ
out of focus
緩い日常から、焦点をちょっと外して、更に緩~く更新します
2017年1月22日日曜日
2016年8月13日土曜日
クラッシャー木村 Birthday Live Vol.3
クラッシャー木村 Birthday Live Vol.3
2016/7/25
All In Fun
Crusher Kimura SP Quartet
クラッシャー木村(Vln)
松本圭司(Pf)
八尋洋一(B)
はたけやま裕(Per)
クラッシャー木村さんの2年振り
3回目のリーダーライブ行ってきました
クラさんのライブは、平日か、土日も始まるのが遅く、
東京の西側とかが多いので、なかなか参加できなかったんですけど
今回は、幸いなことに会社が休みだったのと、
リーダーライブだったので、参加することに
1st.
1. Ice Cube Crusher
2. カデロンの憂鬱
3. Double Moon
4. Scenery Of July
1st終了時には、みんなでサプライズのバースデーのお祝い
Super Jazz Stringsの皆さんからの衝撃ビデオレター!!
衝撃過ぎて、詳しくは書けませんが、振り切り感が素晴らしい
(ちょっと平山さんにためらい感がw)
2nd.
1. Chili Beans
2. クールな昼寝
3. Promise in The Twilight
4. わたしはヴァイオリン
「わたしはヴァイオリン」のエピソードに笑いつつ
クラッシャーさんのヴァイオリン演奏に圧倒されました
E.C. Happy Birthday
アンコールは、「Happy Birthday」が演奏され、
会場の皆さんで大合唱!
終演後の写真撮影では、遠方の方を気遣って頂き
無事、新幹線最終にて帰宅
楽しかった、次ぎも時間を作って、伺いますね
CHIHIRO YAMANAKA NEW YORK TRIO
CHIHIRO YAMANAKA NEW YORK TRIO
2016 7.17 SUN.
BLUE NOTE 東京
山中千尋(ピアノ、KB)
脇義典(ベース)
ジョン・デイヴィス(ドラムス)
CDデビュー15周年記念アルバム「Guilty Pleasure」を発表した
山中千尋さんのライブへ行ってきました
去年のSphereから1年ぶりかな
席は、KBの真ん前だけど、ピアノは手元が見えない
でも、見えなくても、十分に凄さは伝わってくるので
Sphereの時は、ベースがちょっと物足りなかったけど
今回の脇さんは、バークリー仲間ってことで、流石の腕前
ドラムのジョンのスティック捌きも唸るものがありました
セットとしては、新譜の「 Guilty Pleasure」を軸に
懐かしい曲を織り交ぜた構成でした
やっぱ、 YAGIBUSHIは、外せませんね
1. THE NEARNESS OF YOU
2. CAUGHT IN THE RAIN
3. AT DAWN
4. TAKE FIVE
5. MEETING YOU THERE
6. LIFE GOES ON
7. YAGIBUSHI
EC1. CLUE
EC2. SO LONG
相変わらず、MCはピアノの凄腕とは反比例でしたけどw
2016年6月12日日曜日
10 years a go … 紺野紗衣ライヴ「COLORS」
2005年9月10日の森山直太朗 "コンサートツアー2005『君は五番目の季節』"
静岡公演以来、10年来応援してる紗衣ちゃんが、娘さんとピアノの連弾をした
今日のハレの日の記念に、10年前のライブの記事を再アップします
しかし、あまりに酷い文だったので、ちょっと手直ししましたw
紺野紗衣ちゃんを知らない人に、簡単に説明すると、
一青窈さんのピアノサポートしてて、NHK朝ドラ「おひさま」、
TBS「半沢直樹」、NHK大河「真田丸紀行」のピアノ弾いてる人です
紺野紗衣ライヴ「COLORS」 乃木坂COREDO 2006年12月16日
ピアノと朗読と構成: 紺野紗衣
パーカッション: 浜野律哉
朗読と日記提供: 桃井章
森山直太朗くんのライブや、最近では一青窈ちゃんライブで
ピアノを弾いている紺野紗衣ちゃんのソロライブ行ってきました。
直太朗君のライブで初めて拝見して、楽しそうにピアノを弾く姿に
一目でファンになりました。
場所は、乃木坂COREDO。
隠れ家的バーであり、シアターバーでもあるところ。
客席数は50前後、ピアノはちょっと古びたYAMAHAのアップライト。
それとパーカッションだけ。
席からピアノまで、手が届きそうです。超近い!
今宵はピアノと朗読の二部構成。
ライトが落ちて、客席を縫うようにして紗衣ちゃん登場。
■第一部■
まずは、オリジナル曲
1.「Aqua texture」
2.「Hiris」
古びたアップライトピアノだったので、音が心配だったけど杞憂に終わりました。
いい音出しますねぇ。
柔らかいピアノタッチなのに、音は力強いです。
そんな手先まで見られるほど近いところで弾いています。
そして、詩の朗読とピアノで、
3. 谷川俊太郎『生きる』
詩の朗読なんて初めてなので実に新鮮です。
詩なんて書けないけど、聴く分にはいいものですね。
ご挨拶MCでは、単独ライブは実に1年半ぶりだそうです。
「前回はラテン系の曲が多かったけど、今日はクラシックもあって眠くなるかも、
寝ても良いですよ」ですって、そんなもったい事は出来ませんよw
再び朗読とピアノで、
4.桃井日記『ハブ粉の効用』『酒屋』『フランケンシュタイン』『トイレホルダー』
朗読はお店のオーナー桃井章さんの味のある朗読。
本業は脚本家なんですって、しかもあの桃井かおりさんの実兄です。
そして、紗衣ちゃんの朗読。
5.福岡伸一『キラル』
ここからは、第一部終了まで一気です。
そうそう、今宵のパーカッションは、浜野律哉さん。
6.桃井日記『ハブ粉と歌舞伎』『ガラスのダイヤ』『ダイヤ』『死の商人』『トイレホルダー復活』
7.福岡伸一『アリマキ的人生』
8.桃井日記『トイレで居眠り』
9.谷川俊太郎『頼み』…「24 praludin und Fugen」
10.谷川俊太郎『地球へのピクニック』…「Flagtone」
と一気に演奏して、
第一部終了です。あっという間。
ここで20分程休憩、でもカウンターで紗衣ちゃんがお茶してるので、初めましてのご挨拶。
初見なのでちょっと緊張でも、気さくな方で一安心w
■第二部■
2部の最初は朗読から
1.『スリランカカレー』
そして、MC。
ここで桃井かおりさんの話が出たんですけどね。
なんでも桃井さん兄妹と紗衣ちゃんが大阪で仕事したんだそうですが、
兄妹げんかになって大変だったなんて痴話話も。
次ぎにピアノで、ビートルズ
2.「Norwegian Wood」
そして、オリジナル曲と朗読
3.「Blue Black」。
4.長田弘『ねむりのもりのはなし』…「siesta」
直太朗君のライブプロデューサーでもある御徒町凧さんが、
紗衣ちゃんの曲に詩を付けてくれました。
5.御徒町凧『under the skin』…「under the skin」
この辺から詩の世界の影響を受けたのかなぁ?
つづいて朗読
6.吉野弘『初めての児に』
7.吉野弘『I was born』
次の谷川俊太郎『3月のうた』
8.「3月のうた」谷川俊太郎作詞、武満徹作曲
「3月のうた」では、なんと弾き語り。
ライブでコーラスしてるけど生歌は初めてです。
ライブ後のお話では、「あれは忘れてください」なんて行ってましたがお上手でしたよ。
9.三好豊一郎『われら五月の夜の歌』
10.谷川俊太郎『明日』
最後は谷川俊太郎『生きる』に1曲目と同じ曲、「Aqua texture」を弾いてくれました。
11.『生きる』…「Aqua texture」
そして、アンコール。
構成で頭が一杯で考えてなかったと
作る?なんて言って、いきなり作曲。
クリスマスソングをちりばめたオリジナル曲を即興で披露してくれました。
柔らかいタッチなのに力強く、ライブで見るアグレッシブなピアノと、
絹のような柔らかいタッチのクラッシックと聴いていて久しぶりに「上手い」と
思わせるピアノを聴くことが出来て幸せな夜でした。
ライブ終了後はちょっとお話出来ました。
明るくて気さくな方だなぁ、ますますファンになりました。
そんな紗衣ちゃんも、娘さんの初ピアノ発表会で、娘ちゃんと連弾
さぞかし緊張したことでしょう
いつかは、娘さんとDuoライブを楽しみにしたいと思います
その前に、ソロライブも是非お願いします
静岡公演以来、10年来応援してる紗衣ちゃんが、娘さんとピアノの連弾をした
今日のハレの日の記念に、10年前のライブの記事を再アップします
しかし、あまりに酷い文だったので、ちょっと手直ししましたw
紺野紗衣ちゃんを知らない人に、簡単に説明すると、
一青窈さんのピアノサポートしてて、NHK朝ドラ「おひさま」、
TBS「半沢直樹」、NHK大河「真田丸紀行」のピアノ弾いてる人です
紺野紗衣ライヴ「COLORS」 乃木坂COREDO 2006年12月16日
ピアノと朗読と構成: 紺野紗衣
パーカッション: 浜野律哉
朗読と日記提供: 桃井章
森山直太朗くんのライブや、最近では一青窈ちゃんライブで
ピアノを弾いている紺野紗衣ちゃんのソロライブ行ってきました。
直太朗君のライブで初めて拝見して、楽しそうにピアノを弾く姿に
一目でファンになりました。
場所は、乃木坂COREDO。
隠れ家的バーであり、シアターバーでもあるところ。
客席数は50前後、ピアノはちょっと古びたYAMAHAのアップライト。
それとパーカッションだけ。
席からピアノまで、手が届きそうです。超近い!
今宵はピアノと朗読の二部構成。
ライトが落ちて、客席を縫うようにして紗衣ちゃん登場。
■第一部■
まずは、オリジナル曲
1.「Aqua texture」
2.「Hiris」
古びたアップライトピアノだったので、音が心配だったけど杞憂に終わりました。
いい音出しますねぇ。
柔らかいピアノタッチなのに、音は力強いです。
そんな手先まで見られるほど近いところで弾いています。
そして、詩の朗読とピアノで、
3. 谷川俊太郎『生きる』
詩の朗読なんて初めてなので実に新鮮です。
詩なんて書けないけど、聴く分にはいいものですね。
ご挨拶MCでは、単独ライブは実に1年半ぶりだそうです。
「前回はラテン系の曲が多かったけど、今日はクラシックもあって眠くなるかも、
寝ても良いですよ」ですって、そんなもったい事は出来ませんよw
再び朗読とピアノで、
4.桃井日記『ハブ粉の効用』『酒屋』『フランケンシュタイン』『トイレホルダー』
朗読はお店のオーナー桃井章さんの味のある朗読。
本業は脚本家なんですって、しかもあの桃井かおりさんの実兄です。
そして、紗衣ちゃんの朗読。
5.福岡伸一『キラル』
ここからは、第一部終了まで一気です。
そうそう、今宵のパーカッションは、浜野律哉さん。
6.桃井日記『ハブ粉と歌舞伎』『ガラスのダイヤ』『ダイヤ』『死の商人』『トイレホルダー復活』
7.福岡伸一『アリマキ的人生』
8.桃井日記『トイレで居眠り』
9.谷川俊太郎『頼み』…「24 praludin und Fugen」
10.谷川俊太郎『地球へのピクニック』…「Flagtone」
と一気に演奏して、
第一部終了です。あっという間。
ここで20分程休憩、でもカウンターで紗衣ちゃんがお茶してるので、初めましてのご挨拶。
初見なのでちょっと緊張でも、気さくな方で一安心w
■第二部■
2部の最初は朗読から
1.『スリランカカレー』
そして、MC。
ここで桃井かおりさんの話が出たんですけどね。
なんでも桃井さん兄妹と紗衣ちゃんが大阪で仕事したんだそうですが、
兄妹げんかになって大変だったなんて痴話話も。
次ぎにピアノで、ビートルズ
2.「Norwegian Wood」
そして、オリジナル曲と朗読
3.「Blue Black」。
4.長田弘『ねむりのもりのはなし』…「siesta」
直太朗君のライブプロデューサーでもある御徒町凧さんが、
紗衣ちゃんの曲に詩を付けてくれました。
5.御徒町凧『under the skin』…「under the skin」
この辺から詩の世界の影響を受けたのかなぁ?
つづいて朗読
6.吉野弘『初めての児に』
7.吉野弘『I was born』
次の谷川俊太郎『3月のうた』
8.「3月のうた」谷川俊太郎作詞、武満徹作曲
「3月のうた」では、なんと弾き語り。
ライブでコーラスしてるけど生歌は初めてです。
ライブ後のお話では、「あれは忘れてください」なんて行ってましたがお上手でしたよ。
9.三好豊一郎『われら五月の夜の歌』
10.谷川俊太郎『明日』
最後は谷川俊太郎『生きる』に1曲目と同じ曲、「Aqua texture」を弾いてくれました。
11.『生きる』…「Aqua texture」
そして、アンコール。
構成で頭が一杯で考えてなかったと
作る?なんて言って、いきなり作曲。
クリスマスソングをちりばめたオリジナル曲を即興で披露してくれました。
柔らかいタッチなのに力強く、ライブで見るアグレッシブなピアノと、
絹のような柔らかいタッチのクラッシックと聴いていて久しぶりに「上手い」と
思わせるピアノを聴くことが出来て幸せな夜でした。
ライブ終了後はちょっとお話出来ました。
明るくて気さくな方だなぁ、ますますファンになりました。
そんな紗衣ちゃんも、娘さんの初ピアノ発表会で、娘ちゃんと連弾
さぞかし緊張したことでしょう
いつかは、娘さんとDuoライブを楽しみにしたいと思います
その前に、ソロライブも是非お願いします
2016年5月21日土曜日
西村由紀江シーサイドピアノコンサートVol.18〜30th Anniversary〜
毎年恒例の西村由紀江シーサイドピアノコンサート行ってきました
恒例といっても、今回は
「西村由紀江シーサイドピアノコンサートVol.18〜30th Anniversary〜」
デビュー30周年記念コンサートなのです
1986/5/21の今日、この「Angelique」でデビューしたんです
なので、ライブ会場のCD特典も特別で
当時の月刊エレクトーンの写真からです
(なんかサイン変わってる)
コンサートは二部制で、一部は今までのシーサイドピアノを
振り返って、思い入れのある曲を
休憩を挟んで、二部は、デビューから今までの
全てのアルバムから一気に30曲メドレーです
スクリーンには、曲のジャケットと曲名が投影され
由紀江さんも時折見ながらの演奏
アンコールでは、新しいアルバム
「Yukie Nishimura 30th Anniversary〜Beautiful Days〜」から
未発表曲、「Dear ピアノ」を
ラストは聴いてくれるみんなのビタミンになるような曲
「ビタミン」を
そんな今日は、家に帰ってから、デビューアルバム
「Angelique」に針を落としています
<第一部>
M1:Saison Concerto
M2:緑の季節
M3:小さな幸せからはじめよう
M4:地平線
M5:ひだまり
M6:i・no・ri
M7:DAI-SHI-ZEN
M8:ピアノ
<第二部>
30周年記念Specialメドレー
M01:Esplanade
M02:Urban Road
M03:Fantasia
M04:巴里の飛行船
M05:木漏れ日の中で
M06:せせらぎ
M07:泪壺の詩
M08:SAY YES
M09:パームトゥリーの下で見る夢は
M10:凪の光景
M11:夜
M12:あたたかな時
M13:あなたに最高のしあわせを
M14:Blue Horizon
M15:壁のない部屋
M16:波雲
M17:心が満ちる時
M18:水面
M19:前進
M20:あの日の記憶
M21:扉をあけよう
M22:見果ててぬ夢を探して
M23:思いはあるのに
M24:明日を信じて
M25:その先にあるもの
M26:優しい風
M27:風の旅
M28:進め、進め
M29:DREAMS
M30:わたし
EC1:Dear ピアノ
EC2:ビタミン
2015年8月30日日曜日
Yesterday, Today, Maybe Tomorrow
Yesterday, Today, Maybe Tomorrow
2015/08/13
横浜アリーナ
このBlogも、ずいぶんと書いてないなぁ
段々面倒になってきてねぇw
でも、久しぶりに書きますかね、特別だから
今はWOWOWを見ながら書いてます
20年振りとなるとそりゃ行きますよ
一番待っていたバンドだから
バービーも云ったし、プリプリも行った
でも、やはりREBECCAなんだよなぁ
とっ、云うものの、抽選ハズレまくりで諦めてたんだけどね
外れてたら暫くして、なんとなくチケットサイト見たら
立ち見があったので、ゲット
どうせ、座る人なんていないだろうしとw
オープニングの「Raspberry Dream」のイントロから
もうウルウルでしたなぁ、年ですかねぇw
全盛時ライブ行ったことないのにねぇ
あーっ、帰ってきたと思ったら、もうね(涙)
Nokko自体は、ソロで聴いてたんですよ
でも、やはり声が伸び切らないなぁとか、その時は思ってたんだけど
いやー、戻ってきたねぇ
昔より人生経験が 乗った分だけ艶やかになったなぁ
まぁ、Liveの内容等細かい事は、書かないでいいや
戻って来ましたよ、REBECCA
良いモノはやはりイイネ
50代のインディーズバンドに幸あれ
1.RASPBERRY DREAM
2.MOON
3.LONELY BUTTERFLY
4.Cotton Time
5.ONE MORE KISS
6.CHEAP HIPPIES
7.メドレー (Hot Spice~Girls Bravo!~Boss Is Always Bossing~Love Is Cash~蜃気楼~Hot Spice)
8.真夏の雨
9.Time
10.76th Star
11.LITTLE DARLING
12.(It's just a) Smile
13.OLIVE
14.WHEN A WOMAN LOVES A MAN
15.MONOTONE BOY
16.PRIVATE HEROINE
17.Friends
18.MAYBE TOMORROW
2014年9月15日月曜日
つむぎの夜〜其の参〜
つむぎの夜〜其の参〜
2014/09/14
東京・南青山 Future SEVEN
松本英子ちゃんと、矢野まきちゃんの
アコースティックな二人ライブ
つむぎの夜 〜其の参〜へ行ってきました
前回の其の弐は、チケットとったけど行けなくて
半年後にやっと実現、待った待った
開演前に、「はじまりの旅」と「生きること」のPV(笑)が
上映されました
バンドメンバーと共にご両人登場
挨拶しつつ、1曲目
1. ラララな日常
英子ちゃん退場で、ここからは、まきちゃんのコーナー
あれ?
まきちゃんって、こんな面白いMCしたったけ?
生で見るのはもう何年前かすら覚えてないけど
なんか、見ないうちに、面白い人になってるw
2. 太陽
3. 情熱の記憶
でも、唄は相変わらず、良いなぁ
矢野節、現在で
好きだなぁ、まきちゃんの唄い方
3. 言葉にできない(小田和正)
元マネのリクエストで唄った唄
言葉にできなくてラララと唄う
言葉に出来ないから、その時の全ての気持ちを込めて
ラララと唄うと
ホント、言葉にならないくらい
素晴らしい出来でした
客席はもう涙々です
新しいアルバムが出来るまでのお話
色々あります、長くやってると
そんなこんなで出来た中から2曲
後一曲は、おうちで聴いてねと
4. 生きること
いきなり最後の所の歌詞を唄っちゃいましたw
まぁ、この曲人前で唄うの、
昨日が初めてだったそうですから
そして、英子ちゃんがコーラスに参加して
5. たそがれの金曜日
ここで二人ライブならではの企画
お互い相手の曲を唄います
もう、まきちゃん、恐縮しまくりで
英子ちゃんファンに唄う前に謝罪
頼むから、カミソリとか送らないでねと
6. squall
いやぁ、さすが、あのsquallが矢野節になってます
ここで、ソロライブの話と
入場時に2つ配るはずのティッシュを1つしか配らなかった話を
これが後々、英子ちゃんを苦しめることにw
まきちゃんパート最後の曲
7. 夢を見ていた金魚
これ良いですねぇ、中々こう云う曲唄う人いないですからねぇ
数少ない歌姫の一人ですよ
ここで、10分休憩
次は英子ちゃんのパートです
出てきて早々、ティッシュ配り忘れましたと
後で直接配りますからと
でっ、ここでオープニングのPVの話
「はじまりの旅」のPVは、15年前「涙のチカラ」を撮った所と
ほぼ同じところで、同じカットの所があるそうです
でっ、PV、PVって言ってるけど、今はMVって言うそうでと
ベースの中村さんとPVだ、MVだと…
でっ、1曲目
1. 涙のチカラ
色々とMCでありすぎて、出だしのメロディ失念w
これでまきちゃんと一勝一敗と云う事ですね
2. またひとつ
ここで、コーラスにまきちゃん登場して
寝付けないときは、酒がなどと話しつつ
次の曲は、"大人の子守唄"というサブタイトルがあったそうです
3. 眠りにつくまで
まきちゃん退場して、今度はまきちゃんが書いた
英子ちゃん云うところの"まき語"がちりばめられた
4. あなた わたし
この曲に出てきた"まき語"は、"無二の幸せ"でした
さて、今度は、英子ちゃんがまきちゃんの曲を唄う番
やはり、いきなり謝りだすw
あまり謝るから、中村さんがフォローw
5. 大人と子供
あなたとわたし 大人と子供
お酒とファンタ 泣きそうな天秤
いやー、中村さんも言ってましたが、この企画いいですよ
二人とも、お互いの曲を自分のものにして、唄ってますよ
流石です
でっ、今度はベースの中村さんにプレッシャーが
坂本サトルさんの代わりに、中村さんがお父さん役で
見事に博多弁で決めてくれました
6. 朝ご飯
英子ちゃんパートのラストは、音源化されてない曲
善光寺奉納コンサートで唄った
英子ちゃん作詞作曲の曲
7. 祈り灯
歌詞は英子ちゃんのBlogで読めます
この曲は、是非音源化して、若い人達に聴いて貰って
歌い継いで貰いたい曲です
そして、アンコール
EC1. squall
本家がよもやの掟破りのsquall
同じ曲だけど、まきちゃんが唄ったsquallは、まきちゃんのsquall
そして、これは、英子ちゃんのsquallです
何れも甲乙付けが足し
ホント良い曲だなぁ
そして、まきちゃんも登場してきて
再び、ゆるゆるトーク
今日一番の遠くから来た人
まぁ、昨日沖縄だったらしく、今日もその辺りを期待してたようですが
開場からは、よもやの"ジャカルタ!"w
"ジャカルタって、どこにあるんですか?"とか
"ジャカルタって、なにが美味しいですか?"とか
かなり想定外だったようです
ちなみに国内では伊勢が最も遠かったかな
まぁ、その方には、まきちゃんが
"伊勢饂飩はどうしてあんなにブヨブヨしてるんですかね?"と
屈託のないご意見を述べられてましたw
そろそろ、みんなお腹も空いてきたんじゃない
この後、物販もありますから
トートを買った方には、ティッシュ詰めまくりますからとw
最後は、二人で
EC2. Take it easy
いやー、ホントに二人とも上手いわ
そんな二人が一緒にやるライブなんてホント贅沢な時間でした
また次回を予告しましたので、みなさんお待ちの程を
帰り、英子ちゃんにはすぐ並んだので
サイン貰ってお話出来たけど
まきちゃんは、ちょっと時間がかかりそうだったので
新幹線の時間もあるので、今回は残念と云う事で
お話は、また次回のお楽しみにしておきます
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